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栃木県にピラミッドが出現し・・・
今回のひとり旅は、栃木県那須塩原市に在る「ピラミッド元氣温泉」に行ってまいりました。まずはスマートフォンで検索した時に出現した、この外観映像に笑いました!。私がイメージしている温泉宿とは程遠く、思いもかけない程のインパクトがありました。ヲイヲイ、ヤッちまったなぁ!と(苦笑…
私の場合、拠点が東京の為に、どうしてもそこからフラリと行ける場所を選定しがちではあります。そのようなことから栃木県あたりは、私にとって程よい射程距離となっています。
住所は栃木県那須塩原市。そこまでは普通に読めたのですが、その後の住所の「接骨木」がまるで読めません。あとで聞きますと、これで「ニワトコ」と読むそうです。言葉の謂れまでは聞きそびれてしまいましたが・・・
いつものように高速道路を下車し車のナビゲーションに従います。道中、車はなかなか良い並木道を案内してくれました。案内直前、まるでキャンプ場のような公園に迷い混みましたが何とか現場に臨場です。
当初、私が(勝手に)思っていたのはもっとバカデカい建物を想像していましたが、しかし意外やこじんまりしていたのです。
やはり、ここは厳粛な施設?なのでしょう。林の中に出現したここ、あたり周辺は凛と静まり返っていました。
建物に近づいて見ると遠目では分からないことが少しずつ見えてきます。この建物外壁はALC版パネルを使用した鉄骨造です。そこに金色のアクリル系塗装を全体に塗布しているように見えました。私にしてみましたら「色彩見本帳」の、どこにこのような色が有るんだろうか?と関心すらしてしまいます。こう見えましても、一応私は建築士でもあるのです。まあ、そんなことはどうでもよいのですけれど(苦笑…
あちこちに、どこかで見たような像もお出迎えをしてくれます!
ふと気が付くと、正面の左手奥には、スフィンクスに圧倒されながらも、なぜか石灯籠まで鎮座していたのです。やはりこれって何かの遊び心なのでしょうか?・・・オーナーさんの和の心が想像できますね。
宿泊棟は別棟で・・・
そうこうするうちに、やっとこさ奥から出てきてくれた方に宿泊場所に案内をされました。
てっきり私はこのピラミッド施設中に宿泊部分も併設されていると思っていたのですが、宿泊部分はピラミッド内を左手方向に貫通した先の、別棟に案内です。宿泊棟までの途中経路も中々の哀愁感がある深い味わいがございます。
当然、宿泊棟内はごく普通の内部。ユニット式のバストイレが併設されています。
浴衣までピラミッドのイメージが・・・
ここではなぜか浴衣まで用意されていましたが、この色彩です。着用するにはちょっと度胸がいりましたがせっかくのご提供です、チャンと着させていただきました。しかし近年のスーパー銭湯でも見たことが無い色とガラです。建物の色彩などすべてと統一感を持たされているのでしょう(苦笑)
さてさて、この制服?に着替えまして本館にある温泉施設に突進します。気持ちは期待感満載と云いますか、私の場合は、常時、期待感「過積載状態」です。
さすがです‼ ここでは私は一度も行ったことが無い、彼の地、エジプトの世界観を彷彿と表現してくれておりました。
本館通路、廊下の周囲、そして廊下の上を見上げると数々の調度品も私をお出迎えしてくれております。ここでも「コケシ」をはじめ、そこかしこに「和の心」が出現するのはご愛敬。ご来場者皆様に対するサービス精神の現れと言えましょう。
やはり目的は温泉です!
忘れていました、当初の目的の一つの温泉でした。内部は結構な広さです。日帰り温泉も行っているようで近隣の方であろう方でしょうか、駐車場には軽トラで来場されいる方もいらっしゃいます。云うまでもなく日々の作業の後の温泉、最高です!
浴室の内部映像は湯気で曇っていたのはご愛敬とさせてください。誰もいない場面で撮影させて頂きました。時期や、時間帯もあるのでしょう、混雑が嫌いな私にとって来場者が少なかったのは非常に嬉しいことでした。
場面は変わり、どこかのスナック店に迷い込み・・・
私の楽しみの一つ、夕食です。こんな雰囲気です。どうも、この日の宿泊者は私一人のようです。ここ食堂はピラミッド棟本館の玄関そば。まさに昭和40年代?のスナック店を彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気が私を癒します。
茄子の煮びたし、本当に久し振りに食べることが出来ました。ピラミッド、スフィンクス…そこの場面で「茄子の煮びたし」を食することが出来る幸せを満喫です。
宿泊日当日はアルコール提供を制限される前の時期でしたのが幸いで、この時ビールは注文することができたのです。
朝食は日本食でご提供!
一夜明けた朝食は、こんな雰囲気です。ごく普通の朝の和朝食がピラミッド内で食せるとは思ってもみませんでした。
そんなこんなでピラミッド元氣温泉で一泊をいたしました。
夕飯時に注文したビール代金¥500円は別にして、一泊2食付きで、¥7,800円でした。
お世話様でした。
<編集後記>当初は、話のタネに一度行ってみるか程度での現地臨場でした。
そこで、今では多くが廃業の憂き目となってしまったであろう、地方に存在した秘宝館をふと思い出してしまったのは、さて私だけでしょうか!?。
訪れてから、しばらく時間が経過したいま、懐かしさからか、再訪したいなぁと考える今日この頃です。
↓・・・下記が、ここのwebサイトです。