東京羽田空港の周辺観光 帰郷時にチョッと寄り道

私は知り合いを見送りに本当に久しぶりに東京/羽田空港に行って参りました。その日はあいにくの雨。車のフロントガラスではワイパーが左右に忙しく舞っていました。ふと、若いころに見たフランス映画「男と女」の映像を思い出してしまいました・・そして映画のサウンドトラックではフランシス・レイのメロディーが今でも明瞭に耳に残っています。

Contents

日常の気持ちの切り替えに羽田空港。

時間をとってどこか遠くに行かれるのもよろしいですが、ふと思いついたらフラリとこの羽田空港に訪れるのも一考だと思います。飛び立つ飛行機を見つめ、はるか遠くに思いを馳せるのも決して悪くないですね。そういえば、その昔FMラジオで城達也氏のナレーションで音楽を流していた番組が有りました。確か某航空会社がスポンサーでしたね。私は勉強をそっちのけで聞いていた記憶があります。そんな時、何一つ勉強は頭に残らなかったですけれど(苦笑)

羽田空港は第1旅客ターミナルと第2旅客ターミナルの2か所のターミナルが有ります。私のおすすめはリニューアルした第2旅客ターミナルの展望デッキです。床面に約4,000個のLEDライトが埋められたこの展望デッキは「星屑のステージ」と名付けられ夜間になると周辺も暗くなり、滑走路の光ともダブってとてもロマンチックな空間に変貌いたします。その時も、一人でその展望デッキを訪れていた方を見ました。飛び立つ飛行機に、さてどのような思いを馳せていらっしゃったのでしょう?・・ちょっと気になります。

羽田空港では風向きによって当然、飛行機が離発着に使用する滑走路が変わります。ニュースによると、この先、国土交通省では旅客輸送量増強のため羽田空港の離発着時の進入方向をさらに増やすことを計画しているようです。2020年は東京オリンピック/パラリンピックが開催されます。この先、羽田空港はどのような変貌を遂げるのでしょうか。

さてどうなりますことやら・・

羽田空港周辺の見どころ

出発時間まで、まだ相当の時間があるけれど、しかしそんなに遠くまでは行けない。そんな時、ここ羽田空港の周辺で、何か見るところはあるのでしょうか。

穴守稲荷神社

文化元年(1804年)のころ、新田開墾の際に沿岸の堤防がしばしば決壊し、あちこちに大穴があいたとのことです。そこに海水が浸入することに困った周辺の住人が堤防の上にお社を祀ったところ被害がなくなり、それからというもの作物が非常によく育ったという言い伝えから、「風浪が作りし【穴】の害より田畑を【守】り給う稲荷大神」として穴守稲荷と名付けられた神社なのだそうです。
最寄駅となる京浜急行/穴守稲荷駅は、神社の参拝用に京浜急行によってつくられたそうです。境内にある連なる朱色の鳥居の数々が、なんとも不思議なパワーを感じさせます。

【住所】東京都大田区羽田5-2-7  【お問い合わせ】03-3741-0809
<アクセス> 京浜急行線「穴守稲荷」駅より徒歩5分

戸越銀座商店街

地味ではありますが、地元住民に密着した商店街を訪ねるのはいかがでしょう。東京で一番長い商店街と言われているのが「戸越銀座商店街」です。その全長は約1.3 km。約400店舗が軒を連ね、平日でも1万人以上が訪れるという非常に活気に満ちあふれた商店街です。「揚げアイス」の「鶏&デリ」。身体に優しい自然派ドーナツが食べられる「フロレスタ」など何とも多彩なお店があちこちで見つかると思います。地方都市ではシャッターに閉ざされた寂しげな商店街の話をよく聞きますが、このような東京一長い商店街を歩いて見られて意外な発見をされることを期待します。

【住所】東京都品川区平塚1丁目〜2丁目
<アクセス>都営浅草線「戸越」駅 A3 出口。

又は、東急池上線「戸越銀座」駅出入口1口から商店街にすぐにアクセスできます。

池上本門寺

弘安5年(1282)今から700年以上前の10月13日、日蓮聖人が入滅された場所がここ「池上本門寺」だそうです。日蓮聖人坐像、五重塔、宝塔などの国指定の重要文化財をはじめ、東京都指定有形文化財などさまざまな霊宝や文化財がここに点在しています。都心から近いにもかかわらず、木々が鬱蒼とあり、境内は凛として静寂感に包まれています。祈りの場としてはもちろん、憩の場として羽田からの離陸の合間に訪れればきっと心も穏やかになることでしょう。

【住所】東京都大田区池上1-1-1  【お問い合わせ】03-3752-2331
<アクセス>東急池上線「池上」駅より徒歩10分。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする